検査からオーダーメイドのインプラントが到着するまでに時間はかかりますが、治療後すぐに使いたいという要望に応えるために開発された技術です。
上顎のケースでも、その人の口の形に合わせて作ったサージカルガイドを口の中に置いて、指定の場所にインプラントを埋入していきます。その後、上部構造を乗せて1時間以内で終わります。
前歯はあるが奥に歯がない下顎のケースでは、奥の両側にインプラントを埋入するために、コンピュータ上で三次元映像を作ります。
このガイドに応じて、ドリルで穴を空けていきます。ドリルの長さも決まっていますので、解剖学的に問題のある場所、たとえば神経があるところなどには届かないようになっています。
スウェーデンで製作されたテンプレートの指示通りに、穴にインプラント体を植えていくだけで、まさに1時間という短時間で完成します。しかも出血がほとんどないという特徴があります。
骨の条件さえ整えば、こういう方法で治療することも可能な時代になっています。