信頼できる歯科医院ならば価格表を公開しているものです2

誘惑的なセールストークで、患者さんを集めるに腐心している歯科医院に限って、実際は薄利多売方式もいいところで、大幅な治療の質の低下に加え、難症例への対応の不備、さらには訴訟を多く抱えているなんてことがザラにあります。また、宣伝広告費もたくさん使っていたりもします。
ひどい歯科医院では、かぶせ物の質を落としてコストダウンを図っています。韓国製のコピーインプラントを大量に仕入れて、スウェーデン製といって治療を行っているところもあります。こうなるともはや、食品偽装に近い印象があります。
最もひどい医院では、低価格で患者さんを集め、集めた患者さんには、何かと医学的な理由を適当に付けて、高いインプラントすすめているところも実際にあります。
どうか安さだけに飛びつかないでください。
安物買いの銭失いという古くからの格言が、インプラント治療にも当てはまります。

インプラント治療は、それなりに費用のかかるものだという認識を持っておいたほうがいいでしょう。
ときには患者さんから、それだけの投資に見合う結果が本当に得られるのかと質問を受けることもあるでしょう。つまり、いざ治療を受けようという患者さんには、費用対効果についての疑問がしばしば浮かんでくるのです。