【常に勉強する意識を持っていること】
インプラント治療の技術をもちろんのこと、医療の進歩は日進月歩です。医師にとって、この技術と知識さえあればOKということはありませんので、安住しているわけにはいかないのです。日々の技術の進歩についていくための努力も、常に医師に問われる部分です。
前向きな医師は、学会や講習会、研修会に積極的に参加し、世界中で次々と発表される最新の論文を読むことを怠りません。
確かに、これから治療に通おうと考えている段階で、医師の積極性を見極めることは難しいのですが、たとえば待合室に貼ってあるサティフィケート(研修修了書)なども参考にしてください。
【インフォームドコンセントがきちんとされていること】
インフォームドコンセント。この言葉は、最近ではずいぶん広く知れ渡り、多くの方々に定着しています。
もともとこの考えは、1970年代のアメリカの医療界で広まり、日本では1990年代から使われるようになりました。
言葉の意味は、医師が患者さんに対し、これから受ける治療の内容や方法や効果、危険性、その後の影響、治療に必要な費用などについて、十分かつ丁寧に、わかりやすく説明をすることを意味します。一方的な説明ではなく、患者さんが理解し、同意(納得)することまでを含んでいます。
インプラント治療は高度な治療方法です。それだけに、このインフォームドコンセントを周知徹底している歯科医院でないと、信頼すべきではないと思います。