インプラントは健康な歯に悪影響を及ぼしません。
被害を拡大することが一切なく、自分の歯のように長く安定的に使うことができるのです。インプラント治療をする理由はここにあります。
さらに、インプラント治療のいいところは、顎の骨の吸収を防いでくれることです。歯を失うと、歯を支えている歯槽骨は、お役目が終わったということで、吸収(溶けてなくなる)されてしまいます。これは誰にでも起こる生理現象なのです。
この現象にともなって、顎の骨は次第にやせていきます。するとどうなるか。歯がない老人特有の顔になってしまいます。歯を失うと、急激に老けた印象になるのは、そういうわけなのです。インプラントを埋め込めば、歯槽骨が吸収されるのを防げます。ということは、老け顔になるのを防げるのです。若々しい表情を長く保つことができます。
手術という言葉が、治療内容の印象を重々しくしていますが、本当はそんなに大げさなものではありません。オールインフォーのような大がかりな手術でも、およそ12本の歯をつくる手術をするのに、90分くらいですみます。
もちろん患者さんの治療ケースによって、時間が前後しますが、2から3本くらいの小さな手術であれば、30分くらいで終わります。