インプラントってどんな治療なの?怖くないの?3

歯根型インプラントの植立手術の術式はシステム化されているので、安心できる手術です。

一般的には、まず植え込むインプラントの直径に合わせた形成器具でインプラントを植えるホールを歯槽骨に形成します。そこにインプラントを無菌状態で植え込み、植え込んだ部分の粘膜を各々のインプラントシステムが推奨する方法で縫合して植え込み手術は終了です。
その後、インプラント周知の骨がインプラントと結合するのを待って、インプラントの上に支台装置を取り付けてクラウンなどの上部構造を製作・装着して完成です。

症例によっては噛み合わせを調整するためや、審美的な形態を確認するためなどで、仮の歯で経過をみることもありますが、大きな流れは前述の通りです。最近は、この歯根型インプラントが主流となっています。

お口の衛生状態や顎骨の構造などに特に問題がなければ、インプラントの植え込み手術(植立あるいは埋入手術)から上部構造体がセットされるまでが一般的には3ヶ月~半年くらいです。
それでは上部構造体がセットされるまでの3ヶ月~半年くらいは歯が無い状態なのかという心配があると思います。その心配については、外観だけは歯があるように見せるための一時的な歯を作ることもできます。

ただ、あくまでも外観重視なので、一時的な歯でものを強く噛んだりするのは控えていただくことになります。