虫歯でお悩みの方へ
虫歯でお悩みの方へ
最も代表的な原因は食べカスによる虫歯です!
ブラッシング(歯磨き)が十分でない場合、残った食べカスの糖分が原因でプラーク(歯垢)が発生してしまい虫歯になります。
歯磨き以外でも虫歯リスクがあります。そのリスクとは?
たまりやすい歯と歯の間
歯と歯の間(歯間)は、歯ブラシが届きにくいため、食べかすがたまりやすいです。綺麗に保つために、歯間ブラシや歯間専用のフロスを使って食べかすを除去するようにしましょう。
* 奥歯
奥歯はとても歯ブラシが届きにくい場所です。また、歯の面積も大きいので、しっかりと歯ブラシを当てブラッシングする必要があります。
* かみ合わせが悪い人
咬み合わせの悪い人は、綺麗に整った歯並びの人と比べると、それぞれの歯にかかる圧力が異なるので、歯が削れるスピードが増加して虫歯になるリスクがアップしてしまいます。
*お子さまの歯
子供の歯は大人の歯と比べてエナメル質が薄いので、ご両親がしっかりとブラッシングできているかを見てあげましょう。
虫歯を防ぐ予防歯科治療はこちら
虫歯の原因となるプラークとは ?
プラークという言葉をよく耳にすることもあるかと思いますが、プラークは歯垢(しこう)とも呼ばれております。発生したプラーク(歯垢)は、虫歯や歯周病などを引き起こします。
プラーク(歯垢)を無くすには、
正しい歯磨き(ブラッシング)方法と毎日の歯磨き(ブラッシング)習慣、そして歯間ブラシ、歯間専用フロスなどが有効です。
プラーク(歯垢)が進行してしまうと・・・
歯石(しせき)になります。
歯石とは、プラーク(歯垢)が石灰化して歯にこびり付いてしまう、大変やっかいな症状です。
歯石の状態になってしまうと、ご自宅でおこなえる歯ブラシや歯間専用フロスなどでは、もう取り除くことはできません。もちろん歯にとって危険な状態です。
では、歯石を取り除く方法、選択肢とは?
スケーリングやPMTCが有効です。
プロの衛生士による専用の器具でプラーク(歯垢)や歯石の除去を行います。
悪化しないうちに早めに歯医者さんで除去してもらうようにしましょう。
虫歯の段階別治療ガイド
C0について
【症状・状態】
ごく初期の虫歯です。虫歯菌によって歯が溶かされ始めている、ごく初期の虫歯です。黒くなったり穴があいたりすることはなく、痛みもまだありません。
【治療法】
この段階であれば、正しいブラッシングで治癒します。
また、フッ素塗布で歯の再石灰化を促すことも有効です。
C1について
【症状・状態】
定期健診で発見できる状態であり、歯の表面にあるエナメル質が溶けた状態です。この時点でも痛みはないものの、歯にツヤがなくなり茶褐色になります。
【治療法】
虫歯の部分を少し削り、詰め物をします。詰め物の素材には銀歯ではなくレジン(プラスチック)が多く用いられます。最近では耐久性の高いセラミックも使用されます。
C2について
【症状・状態】
エナメル質の内側にある象牙質が溶けた状態です。肉眼で見ても黒ずんでいて、穴があいているのがわかります。見た目でも虫歯と確認できます。また、冷たい物や熱い物がしみます。
【治療法】
C1同様虫歯の部分を削り、詰め物をします。
C3について
【症状・状態】
虫歯菌が神経にまで達した状態です。何もしなくても刺すような激痛がおこります。どの歯が痛んでいるのかわからない程に痛む場合もあります。
【治療法】
神経が死滅した場合、歯の根まで達した虫歯菌を取り除く根管治療をおこない最後に被せ物をします。
根管治療について
根管治療とは、虫歯が歯の神経まで達して歯根が病気になった場合に行う治療です。
歯の根まで虫歯が進行してしまったら、根管治療か歯を抜くしか方法がありません。
治療法としては、汚染された歯の根の部分を清掃して無菌化した後に、薬剤とかぶせ物で蓋をする非常に高度な治療法です。
なぜなら、歯根は直接見て確認することができないので、完全に虫歯菌を取り除くことは困難と言われております。
過去に根管治療をされて失敗された方へ
虫歯がかなり進行した際に行われる治療が、根管治療です。
根管治療は、神経の入っている根管を清掃して無菌化し、その空洞に薬剤を詰めてフタをします。そして、その上から被せ物をして完了です。
根管治療は医師の腕が問われる治療で、高度な技術が必要とされます。
にいむら歯科医院では、最新設備マイクロスコープ(高性能歯科顕微鏡)を用い、精密な治療を行っています。