インプラント治療について ~目次~
◆失敗してからでは遅いインプラント! 失敗しないためには?
◆にいむら歯科医院 インプラントオフィスのインプラント治療
◆インプラントオフィス院長よりご挨拶
◆インプラント治療についての疑問を解消。よくある質問について
◆当院の高度なインプラントの埋入・外科手術、症例について
失敗してからでは遅いインプラント! 失敗しないためには?
インプラントで失敗しないための6つのポイント
- 1.信頼できるドクターを選ぶこと。
- 2.しっかりしたカウンセリングの見極め方。
- 3.インプラントを長持ちさせるためのメンテナンス体制に注目すること。
- 4.安いだけがコスパではない。インプラントを価格だけで選ばないこと。
- 5.インプラントは土台が大事。土台となる骨の状態をしっかり教えてもらうこと。
- 6.痛みの少ない治療法があることを知る。
1.信頼できるドクターを選ぶこと。
信頼できる医師は、症例数が多く、確かな技術力を持ち、適切な価格と治療を行ってくれる医師を選ぶことです。
しかし、一般の患者様からすると、技術力の高さや適切な治療であるかどうかが簡単には判断できないと思います。
そのため、一般の患者様でも簡単に判断材料とすることができる方法がいくつかあります。
ポイント1.「日本口腔インプラント学会専門医」の資格を取得しているか?
「日本口腔インプラント学会専門医」という資格は、同学会が設定している資格認定制度によって、「インプラント治療における豊富な知識や経験を持っている」と認められた歯科医師であることを示します。
これは、日本において政府が唯一、正式に認めた専門医資格であり、専門医の資格保有者数は700人程度。開業医では200~300人程度という非常にハードルの高い資格です。
当院院長は「日本口腔インプラント学会専門医」である上に、「指導医」の資格を有しています。
ポイント2.インプラントの実績を明示している歯科を選ぶ。
ホームページを見ても「実績」をうたっていない歯科をよく見かけます。
それはやはり今までに経験した症例数、経験が少ない場合が多いと考えられます。
インプラントは手術であり経験がものを言います。そのため実績は、やはり重要なポイントだと考えます。
ポイント3.アフターケアをしない歯科は選ばないこと。
インプラントは術後のケアが必要であり、長持ちさせるために定期的なメンテナンスが絶対に必要です。インプラント手術だけおこなって、「あとは知らないから他の医院でメンテナンスしてください」と言うのはあり得ないことです。必ず術後のケアのことを確認して、「定期的に通ってください」と言わない医院は選ぶべきではありません。
当院では、インプラント治療を行った医師が時間を設けてきちんとアフターケア・定期検診を行うべきであると考えます。
ポイント4.土台となる「あごの骨」についてしっかり説明してくれるかどうか?
あごの骨にインプラントがきちんと埋まるだけの高さと厚みがないとインプラントは出来ません。患者さまの年齢が高くなるほど、骨(歯槽骨)の高さが低くなり、厚みもなくなっていることが多く、特に日本人の場合は、欧米人と比べて骨が細いので、このような問題が発生しやすくなります。
土台である顎骨はとても大事なので、何も触れないということはあり得ません。
「日本口腔インプラント学会専門医・指導医」新村昌弘の紹介ページへ
2.しっかりしたカウンセリングの見極め方。
・医療従事者が患者様を半ば説得して方針に同意させるような一方的な行為は良くありません。
・患者さまの望む治療と「必要な治療」がイコールとは限りません。
・医師が医師目線の厳しい判断をしているか?
・医師が長期的な目線で治療後の良好な状態を見据え予測しているか?
・インプラントを無理に勧めていないか?
ポイント カウンセリングで大切なのは「インフォームド・コンセント」
3.インプラントを長持ちさせるためのメンテナンス体制に注目すること。
インプラント治療終了後は、そのインプラントを長期間使用していくため、定期的にメンテナンスをしていく必要があります。インプラントのメンテナンスは、あたかも車の車検のようです。
検査を怠ると、ある日突然機能しなくなることもあります。
ポイント1.「インプラントの定期メンテナンス」を怠るとどうなるのか?
「インプラント歯周炎」などインプラントが正常に機能しなくなる病気になる恐れがあります。最悪の場合、天然歯と同様に人工歯であるインプラントまで抜け落ちて失うことになってしまいます。
ポイント2.インプラント治療をした医師がケアに関わっているか?
新規のインプラント治療数を抑えてでも、治療後の患者様のメンテナンスに関わることが医師の務めとして大事だと考えます。
そのため院長の新村は、年間のインプラント埋入本数は300本が限界だと考えています。
年間1000本など、極端に年間症例数が多い場合は医師がケアに関わらず、人任せになっていると思われます。
ポイント3.十分なスタッフがチームを組んで丁寧にケア・メンテナンスしているか?
担当スタッフを決めチームを作って患者様の術前術後の歯の状態をみんなで把握してアフターケア・定期検診を行うことは、患者様に安心を与えると共にストレスも軽減するものと思われます。
4.安いだけがコスパではない。インプラントを価格だけで選ばないこと。
インプラントにおいて、「安い」というのは果たして「コストパフォーマンスが良い」ということになるでしょうか?インプラントにも「適正価格」というものが当然あります。
「品質が良いのに法外に安い!」というものは滅多にありませんし、あったとしても「何かしらの欠点や欠陥」が隠れていたりするものではないではないでしょうか?
やはり、安いものには「安いものなりのクオリティ」しかないと考える方が正しいケースが多いと思います。インプラントにおける「コスパ」は以下の考え方が大事だと思います。
ポイント1.付加価値にこそ価値がある。
インプラントの付加価値は、「良い材料」と「良い技術力」によって生まれる「満足感」。
・長持ちする
・仕上がりが美しく、見た目が綺麗である
・よく噛めて、美味しく食べられるようになる
ポイント2.「良い材料」と「良い技術力」
歯は毎日の生活と健康に大きく影響を与え、しかも、長持ちしなくては困るものです。インプラントももちろん長期間使用できることが必要不可欠となります。そのためには、やはり良い材料と高い技術力は必要であると思います。
ポイント3.安心と安全が長く続くこと、それが患者様にとってのコスパではないでしょうか?
治療の早さを求めると、医院のコストパフォーマンスは高くなりますが、そこに「安全性」や「確実性」はあるものなのか?
専門医である私としては、首を傾げざるを得ません。
たった一度の失敗でも、それが大きなトラブルを抱えることになります。
インプラント治療をお考えの方には、ご自身のために今一度、「適正価格」について考えてみていただきたいと思います。
5.インプラントは土台が大事。土台となる骨の状態をしっかり教えてもらうこと。
あごの骨にインプラントがきちんと埋まるだけの高さと厚みがないとインプラントは出来ません。足りない部分からインプラントが飛び出てしまうからです。
患者さまの年齢が高くなるほど、骨(歯槽骨)の高さが低くなり、厚みもなくなっていることが多いのです。
特に日本人の場合は、欧米人と比べて骨が細いので、このような問題が発生しやすくなります。
必ずご自身の骨の状態を教えてもらってください。
そういった問題を解決するために、不足している骨を、インプラントを埋めることが可能な状態まで再生する方法が、サイナスリフト・ソケットリフト・GBR法などいくつも開発されています。
6.痛みの少ない治療法があることを知る。
「インプラントには興味があるけど、どうしても手術が怖い」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方のために、当院では専門の麻酔医により、リラックスして快適に治療を受けていただける「静脈内沈静法」という麻酔を導入しています。
歯科麻酔認定医が全身管理を行いますので、安全な歯科治療を、安心して受けていただけます。
にいむら歯科医院 インプラントオフィスのインプラント治療
インプラントとは?
インプラントとは、歯の失われた部位の顎の骨の中に、人工的な歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法をいいます。
インプラントは人工歯根とも呼ばれ、天然歯に近い構造をもち、口の中の機能回復と審美性を追及した歯科治療です。
また、日本全国のインプラント医師が集まりインプラント研究を続けているCIDクラブの会長を務めており、そのため難しい症例の患者様も全国から当院を頼りとして訪ねて来て頂いております。
さらに、日々進化するインプラントの研究・研鑽を積み重ね、世界的権威と共に現在のインプラント治療の最も新しい研究テーマに取り組むなど、日々進化を続けております。にいむら歯科医院インプラントオフィスでは、インプラント治療の確実な成功のためには、症例経験数はもとより、高度な技術と設備が必要だと考えております。
そのために当院では6つのポリシーを掲げ、最先端の設備機器の導入に取り組んで参りました。
詳細につきまして、下記で詳細をご確認頂けますようお願い致します。
インプラント治療を成功させるための6つのポリシー
インプラント治療を成功させるための3つの設備・機器
当インプラントオフィスは、最新設備機器においては、最新歯科治療における4大設備をすべて導入しております。
インプラントや根管治療で使用する「超高解像度のCT装置」は、外部病院からの依頼を受け付けるほどの高精度を誇ります。
「最新レーザー治療」や「 CAD-CAM 施設」、「高性能顕微鏡(マイクロスコープ)」などを導入し、「インプラント専用の衛生的なオペ室」を完備しており、骨結合が早く世界ナンバーワンのシェアを誇るストローマンインプラントの専門医にもなっています。
他院でのインプラント診断・治療に疑問・不安のある方へ
自分に最も適したインプラント治療を自ら選び取るために「セカンドオピニオン」がとても重要となります。
ご自分の病気や受けている医療に対する理解を深めるため、現在治療されている医療機関以外の専門医の意見を聞くことをセカンドオピニオンといいます。
当医院のセカンドオピニオンは、他医院でインプラント治療を勧められて迷っている方、治療を行うかどうかを決める前に他の専門医の意見も求めてみたい方を対象に、当医院の医師の意見や判断を患者さまにお伝えして、治療を受けるかどうかを判断するめための参考にしていただくことを目的としております。
インプラントオフィス院長よりご挨拶
アメリカでは年間150万本のインプラント市場があり、またインプラント発明国のスウェーデンでは健康保険の適応治療となっています。しかし、日本ではどうでしょう?
最近では、「インプラント」という言葉は周知され始めていますが、さまざまな問題やトラブルも聞こえてくる状況では、残念ながら、「どこの歯科医院でも適切な治療が行われている」とは言えないのが現状です。しかも、日本ではまだ、インプラント治療は保険適応外です。
そんな環境の中、私自身は30年前からインプラント治療をメインに取り組んできました。そして現在は毎年、スイスにあるベルン大学の口腔インプラント科のD.Buser教授に師事し、
「いかにして天然歯に近い審美性を得るか?」
「いかにして骨や軟組織のコントロールを行えるか?」
「いかにしてインプラントの適応範囲を広げ耐久年数を長くするか?」
という、現在のインプラント治療の最も新しい研究テーマに取り組んでいます。
インプラント治療についての疑問を解消。よくある質問について
インプラント治療について様々な疑問があると思いますので、下記で詳細についてご覧下さい。
・インプラントと他の治療との違いとは?
・インプラント治療の期間と流れについて
・その他のよくある質問について
インプラントの利点と欠点
- ブリッジや義歯(入れ歯)との比較
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ブリッジ
メリット : 自分の歯と同じように噛むことができ、違和感がありません。
デメリット: ブリッジを固定するため、両脇の歯を削る必要があります。 -
義歯
メリット : 口の中の型を採る程度の、比較的簡単な治療で済みます。
デメリット: 硬い食べ物や、粘り気のある食べ物では苦労することがあり、異物感を感じる人もいます。 -
インプラント
メリット : 自分の歯に近い構造で、自分の歯と同じように噛むことができ、見た目もきれいです。
デメリット: インプラントを埋め込むための手術が必要です。保険適用ではないため費用がかかります。
インプラントの材質と形態
材質として、金属製(チタンなど)、セラミックス製、金属にセラミックスをコーティングしたものなどがあります。いずれも体内に埋め込んでも安全性の高いものです。形態は代表的なものとして、棒状タイプ(スクリュー型、シリンダー型)と板状タイプ(ブレード型)などがあります。
インプラントの術式
インプラントを埋め込む手術法として、手術を1回行なう1回法と2回行なう2回法があります。
1回法1パート | 歯根部と支台部が一体となっているものを埋め込みます。 |
1回法2パート | 歯根部の上端を歯肉上に出した状態で埋め込み、数ヶ月後に支台部を取り付けます。 |
2回法 | 歯根部を一度埋め込み、歯肉で完全におおいます。数ヶ月後に2回目の手術で支台部を取り付けます。 |